診療案内
TREATMENT診療内容
こんなお悩みありませんか?
- ・フラフラする
- ・寝起きや寝返り時にめまいがある
- ・吐き気や嘔吐を伴うめまい
- ・耳鳴りがする
症状から考えられる病気
メニエール病
耳の中は外耳⇒鼓膜⇒中耳⇒内耳と分かれていますが、中耳よりもさらに奥にある内耳部分のリンパ液の機能不全(リンパ液が増える)の為におこる病気です。
ひどいめまいや頭痛、吐き気、難聴などを伴い、からだの平衡感覚がおかしくなる感覚に陥ります。30代~50代の女性に発症が多く見られ、ストレスや不安が原因とも言われます。
メニエール病によるめまいは数十分から数時間持続し、さらに吐き気や嘔吐にも見舞われることがあります。このため、日常生活にも支障をきたします。
早い段階での治療で完治も見込めますが、軽いめまいや耳鳴り程度では、疲れによるものと考える人が多くいるため、耳鼻咽喉科の受診にはつながらないのが現状です。
治療には、アルコールやカフェインの制限や利尿薬の服用により、めまいの発作を予防するもの、症状の緩和のための投薬が行われます。
良性発作性頭位めまい症
寝返りを打った際や、頭を急に動かした際に起こる軽いめまいのことで、めまいのほとんどはこの良性発作性頭位めまい症であると言われます。
めまいにより吐き気や嘔吐を伴うこともありますが、基本的には無害なもので自然にめまいが消失されていきます。
長時間同じ姿勢から突然頭を動かしたりすると、内耳内にある耳石(カルシウムの粒)が三半規管に入り込みます。それがめまいを引き起こすもとと言われています。
良性発作性頭位めまい症はデスクワーカーにも多く発症することから、長時間同じ姿勢でいない、休憩を取り適度な運動を行うことがよいとされます。
現代人に増えているめまい症⁉
現代人にめまいを発症する人が多いと言われているのはなぜでしょうか。
デスクワークが増えたこと、スマートフォンやタブレットの長時間の使用によって、同じ姿勢でいることが多くなりました。
昼間の長時間の同じ姿勢から、夜の睡眠時に低い姿勢になることによって、昼に溜まった耳石が三半規管に流れ込みやすくなります。こうしてめまいを発症するのです。
コロナ化で在宅勤務も増えたことから、自宅でパソコンを長時間使用する人も増え、さらにめまいに悩まされる人は増えたと言われています。
めまいを予防するために私たちが普段からできること
- 01
低い枕ではなく少し高さのある枕を使用する
- 02
軽い体操や散歩でからだを動かす
- 03
長時間デスクワークを行わない
- 04
デスクワークの人は 仕事を終えてからや帰宅後のスマートフォンの使用を控える
- 05
テレビや読書、 スマートフォンの使用時は頭を低い位置での姿勢(寝っ転がる)で行わない